コレを読めば全て分かる!3Dプリンタールアーの作り方について徹底解説!
3Dプリンターを使って、ルアーを作ってみませんか?
そんな方に向けて、この記事では3Dプリンタールアーの作り方を徹底解説していきます。
この記事を読めば誰でも3Dプリンターを使ってオリジナルなルアーが作れます。

必要なモノ、3DCADを使ったルアーモデリング、ペイント、アクション調整まで、初心者でも分かるようにステップごとに詳しく解説。
必要な道具や素材の選び方、失敗しないコツなど、実践的なノウハウも惜しみなく紹介します。
また、後半には3Dプリンターを計4台購入してきた僕がルアー作りにおすすめしたい3Dプリンター例を挙げていますのでぜひ最後までお付き合いください!
3Dプリンターとは

3Dプリンターとは、データをもとに立体的な物を作ることができるプリンターです。
ここからは3Dプリンタールアー説明の前にザっと3Dプリンターって一体どんな機械でどうやって立体物を作っているのかについて説明します。
立体物がプリントできる仕組みについて

3Dプリンターは、素材を少しずつ積み重ねて立体的なモノを作る機械です。
- 素材を溶かす
→ プリンターの中で、プラスチックや金属などの素材が熱で溶けます。 - 少しずつ積み重ねる
→ 溶けた素材を、1層ずつ細かく積み重ねていきます。 - 積み重ねて形ができあがる
→ 何層も重ねることで、だんだんと立体的なモノが作られます。
例えるなら、コーンにソフトクリームを巻いていくようなイメージ。

3Dプリンターで作れるルアーの紹介

- フローティング系
(例:ポッパー/ペンシル/ミノー) - シンキング系
(例:シンペン/バイブレーション) - 型を3Dプリンターで作ることでワームも可能
3Dプリンターは様々な種類のルアーを作ることができます。
自分でデザインすれば作れるルアーは無限大!

- 3Dプリンター本体
- フィラメント
- パソコン
- ルアー構成部品
- ペイント材
3Dプリンター本体
- 造形方式を選ぶ
- 造形サイズで選ぶ
- 価格で選ぶ
熱溶解積層方式 | 光造形方式 | |
画像 | ![]() | ![]() |
特徴 | 材料溶かしながら積み重ねて立体化 | UVライトでレジンを硬化させて立体化 |
作れるルアーのタイプ | フローティング/シンキング | シンキング |
使う材料 | フィラメント(固形物) | UVレジン(液体) |
メリット〇 | ・初心者でも扱いやすい ・材料が安価 ・後片付けが楽 | ・高精度で型作り向き ・プリント音が静か ・クリアカラーが可能 |
デメリット× | ・プリント音がやや大きい ・積層痕が残る ・完全なクリアカラーには向かない | ・材料が高価 ・後片付けが面倒 ・プリント中の匂いが気になる |
- 熱溶解積層方式(略称:FFF)
- 光造形方式(略称:SLA)
3Dプリンターを選ぶときに重要な造形方式です。
造形方式とは3Dプリンターで立体物をプリントする際の作り方の違いを指します。
この2つの造形方式は使う材料や造形方法が全く異なるので作れるルアーにも当然違いがあります。
それぞれ違いと作れるルアーについてさらに詳しく説明していくね!


熱溶解積層方式(略称:FFF)は家庭用3Dプリンターの中では最も一般的な積層方式です。
高熱でフィラメントと呼ばれる樹脂材を溶かし、少しずつ積み重ねていくことで立体物をプリントします。
- フローティングorシンキングどっちも作れる
- 完全なクリアカラーはできない
- 積層痕が残りやすい

光造形方式(略称:SLA)はUVライトで硬化するレジンを使用し、光を照射して少しずつ硬化させることで立体物をプリントします。
光造形の最大の特徴は造形精度が良い点です。
- 作れるルアーはシンキングがメイン
- クリアカラーができる
- 積層痕が目立たない
材料(フィラメント・レジン)
